神社・仏閣・パワースポット

2010年6月16日 (水)

京都の鞍馬山

今日は、京都の鞍馬山に登ってきました。

ここが、ずっと行ってみたいと思っていた場所です。

仕事のついでに来れるなんて、なんたるしあわせ~!

鞍馬山は、レイキヒーリングの創始者・ウスイミカオ博士が、
21日間断食の山ごもりをして、レイキエネルギーを授かったところなのです。

ウスイ博士は、どんな景色を見て、どんな空気を吸って、どんなことを感じていたんだろう。

少しでも触れてみたいなと思って、行ってきました。

京都からバスと電車を乗り継いで、一時間くらい。

鞍馬駅に降り立つと、そこはもう生い茂った緑の中。

霧のような雨が降って、空気も木々もしっとりとしていました。

携帯からだと、私の技術的な都合で、画像が添付できないのが、残念。

鞍馬駅から、由岐神社を経由して、鞍馬寺へ。

森が深い。

大きな杉の木が、どーんどーんと立っていたり、
水が豊かで苔がむしていたり、とにかく美しい。

屋久島みたい。
神秘的。

30分くらい登っていくと、鞍馬寺というお寺があって、
そこで知ったのですが、
鞍馬山も鞍馬寺も、尊天を本尊としてしているのです。

尊天とは、宇宙生命エネルギーそのものです。

1300年も前から、宇宙のエネルギーを感じて、
それを神として拝んでいたんだあ、と思うと、
歴史にうとい私も、長い歴史と、ここを訪れた人々が
積み重ねてきた想いや、祈りや、愛を感じずにはいられませんでした。

なんだか、普通のお寺の少し閉鎖的な感じがないのは、
宇宙とつながっている場所だからなのかもしれない。

鞍馬寺の前、本尊と正面から向き合う位置に、
地面に大きな六芒星が描かれていて、
その真ん中がパワースポットらしいのです。

少し遠慮がちに、私もその位置に立って、胸の前で手を合わせてみました。

そこでレイキをしてみると、
すっと背中に光が通って、大きな光の玉にすっぽり包まれて、
ハートと手のひらが、あつーくなりました。

うーーん。なんて素直なわたし。笑

あー、気持ちがいいなーと、のんびりしてたら、次のひとが並んでた!

ごめんなさい!と、小さくなって退散。笑

ところで、宇宙が本尊だったら、
何も隠せないなーって思ったんです。

だから、後ろめたいことをなくして生きていけば、
余計なことをぐるぐる考える必要もないなと。

行動することに決めてしまえば、
悩むこともない。

幸せな生き方って、きっとシンプルなことの実践なんだなあ。

とりとめのない考えも、
鳥の笑い声や、水のささやきや、
草と土の香りにかき消されて、

やろうと決めた決意を胸に、
みんな愛してるよー!
と、小躍りしながら下山しました。

ウスイ博士は何を思ったのかな。

きっと、何かを決めたんだろうなって、
思いました。

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2009年11月22日 (日)

熊野三山めぐり

熊野三山とは、和歌山県紀伊半島南部・熊野にある3つの神社、

本宮(熊野本宮大社)・新宮(熊野速玉大社)・那智(熊野那智大社)の総称です。

平安時代中ごろから、階級を問わずたくさんの人々が訪れたといわれる聖地。

今では、世界遺産にも登録されています。

ちょうど新宮で仕事があったので、帰りにレンタカーを借りて、熊野三山をめぐってきました。

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那智大社の大門から、社殿へと続く石畳の道。

樹齢数百年の杉や楠の大木が、ずっと道の両側にそびえ立っている。

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聖地だからなのだろうか、どの木も神々しい。

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平安衣装を着た女性が現れる!

タイムスリップした気分。

車がなかった時代には、こういうハードな道何時間も歩いて、熊野に来たんだろうなあ。

熊野詣に使われたこうした歩道を、「熊野古道」という。

いつか熊野古道を歩いて回りたいな。

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那智大社の入り口に到着。

息があがる。

なぜ熊野は石段だらけなのか。

山だからか。

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いい景色!

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那智大社の社殿。

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ご神木の樟の木。樹齢850年以上といわれるこの木は、平重盛が植えたといわれているらしい。

なんてしなやかな曲線。

なんと!この木の中が空洞になっていて、

中をくぐらせていただくことができる。

木の中から見上げると…

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木の中は、こわいような、あったかいような、なつかしいような感じ。

おかあさんのおなかも、こんな感じなんだろうか。

那智大社の隣には、お寺がある。

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さすが神仏習合の聖地。

神社とお寺がとなりに並んでいても、違和感がない。

入り口に…

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かわいい狛犬がいた!

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三重の塔もある。

右となりにあるのは那智の滝で、

那智大社の別宮・飛瀧神社の御神体。

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瀧そのものが御神体なので、瀧の前に鳥居があり、瀧を神様として拝む。

あ、瀧が光で飛んでしまっている…

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高さ133メートル、幅10メートルもある大きな瀧。

ゴウゴウとうなる水の音、

しっとりとした密な風、

つぎづぎに流れて形を変えていく白い水の線。

うわ~洗われてる~

頭がスッキリして、ケガレをすべて洗い流してもらっているような心地よさ。

この瀧を神様と崇める気持ちがよくわかる。

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熊野本宮大社の入り口。

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やっぱり石段。

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もう日が暮れる時間。

ここから車を走らせて、龍神温泉へ。

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翌日、熊野速玉大社の社殿。

熊野速玉大社を参拝するのは、昨年に続いて2回目。

前回お参りしてからの1年間、御守りいただいたことに深々と頭を下げる。

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この神社のご神木が、前回もご紹介した、なぎの木なんです。

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ほんとに抱きつきたい~!

柵さえなければ~!泣

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最後は、神倉神社。

538段あるこの石段、とても急で、かなりビビリます。

熊野の神様が最初に降り立った地といわれていています。

私が世界で一番好きな神社です。

数十分階段と格闘すると、山のてっぺんに大きな岩があります。

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神倉神社の御神体、ゴトビキ岩。

ゴトビキとは、熊野の方言で、ヒキガエルのこと。

岩がヒキガエルのような形から、そのいわれるようになったとのこと。

すぐうしろを振り向くと、

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新宮の町が一望できます。

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こんなに大きな一枚岩が、どうやって山の上に鎮座されたのか…。

不思議です。

とても神聖で力のある場所です。

帰り道、ザッザッと、大きな熊手で枯葉をはいているおじいさんがいました。

「ごくろうさまです」声をかけると、

おじいさんが手を止めて顔を上げてくれました。

一瞬のうちにこぼれた、仏さまのような満面の笑み。

「ああ、お参り、ごくろうさまです。どちらからいらしたんですか?」

出身地を答えると、おじいさんは5秒間静かな真顔になり、

その後でまた仏さまのような顔になって、こう言いました。

「修行されていらっしゃいますねえ」

そのひとことに、やさしさや慈しみが溢れていました。

にっこり笑ってぺこりとおじぎをして、石段を降りました。

前を見ると、さっき追い越していった人がまた登ってくるところでした。

「こんにちは。また登るんですか?」と声をかけると

「ええ、私は運動のためにね。3往復くらいするんです。

上のほうで枯葉をはいてたおじいさんは、ボランティアでやっているんですよ」

と言って、ひょい、ひょいと、慣れた足つきで石段を登っていきました。

おじいさんの笑顔を思い返す。

それにしても、あの5秒の間は、なんだったんだろう。

「修行」とは、なんのことを指したんだろう。

なぜか、聞きかえすということを思いつかなかった。

あのおじいさんの笑顔、素敵だったなあ。

私もあんな笑顔になれるように、年を重ねていきたいなあ。

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2009年9月11日 (金)

宇佐神宮と太宰府天満宮

夏の終わりのこと、

横断歩道の向こう側から、

ビシッとスーツを着た男性が歩いてきました。

眉間にしわを寄せ、少し恐いサングラスをかけ、

堅気の方ではないような風貌。

だらりと下げた右腕を、

さりげなく口元に運びました。

葉巻か?

と思ったら、

なんと!

な、なんと!

彼が右手にもっていたのは!

森永のチョコモナカアイスでした。

ああ、なんて清々しい。

そんな夏も、いつのまにか、過ぎていきました。

ああ、蝉の鳴き声が、もうなつかしい。

9月の頭から、ことだまカウンセリングの出張で、

九州に行ってました。

今回は、熊本の大田黒さんにお招きいただき、

4日間で約50人の方のカウンセリングをさせていただきました。

大田黒さん、お越しくださったみなさま、どうもありがとうございました。

九州は、まだギラギラとした夏の陽射しでした。

福岡から入って、熊本の大牟田、荒尾、大分県の中津、福岡の甘木と、

移動していきました。

どこもはじめての土地で、

動くというのは、それが旅でも仕事でも、やっぱり刺激があるものです。

いろんな刺激に感化されてか、

移動しながら何気なく立ち寄った本屋さんで、

気づいたら本を10冊以上買っていました。

そして、今回もまた、移動の途中で神社に立ち寄りました。

ひとつは、大分県の宇佐神宮。

Photo

伊勢神宮のように広い境内の中に、

朱塗りの本殿が建っていました。

宇佐神宮は、全国八幡社の総本宮だそうです。

一之御殿から三之御殿があり、

二之御殿は、宗像神社と同じ神様の比売大神(天照大御神の三姫神)

がまつられています。

比売大神は、宗像神社に行く前、最初にこの土地に天降ったそうです。

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宇佐神宮から見える左手奥の山は、宇佐神宮発祥の聖地といわれる御許山。

ここに、比売大神が降り立ったということだろうか。

おみくじを引いたら、大吉!

やった~

おみくじのメッセージから、いくつかのことが確信にかわる。

きっと、なんとなくこの流れでいいのだろう、と思う。

宇佐神宮のことを何も知らずに、

「大分に寄るなら、ここしかないです」と渚のOさんに連れてきてもらったけど、

連れてきてもらって、ほんとによかったと思った。

Oさん、ありがとう!

数年前まで、私は神社にはほとんど興味をもっていなかった。

でも今、出張のたびに、偶然的に、神社をまわっている。

どうして、何のために、ここに来ているのかは

まだわからないのだけど、

昔、興味をもっていろいろ手を出していたことが、

10年くらい経ってから、ひとつのパズルのようにつながりだしたように、

きっと、もう少し時間がたってから、

バラバラのものがつながりだすのかもしれない。

また新しいパズルのピースを集めだしているのだとしたら、

少しわくわくする。

翌日、福岡の甘木の粋祥さんで、今月末のイベントの説明会をする。

午後にOさんと別れ、福岡空港に向かう。

どうやって電車を乗り継ぐのかなーと、電車の路線地図を見ていると、

「太宰府」という文字が目に飛び込んできた。

少し遠回りをするだけで、行けそうだ。

淡い記憶のどこかで、太宰府はいいところだ、と聞いたことがある。

飛行機が飛ぶまで、ちょうど時間があまるし、行ってみようか。

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そもそも太宰府がどういうところなのか、

知らずにきてしまった。

無料のパンフレットをもらい、情報をおぎなうと、

太宰府は、藤原道真公が左遷されてたどりついた地で、

道真公の御墓所の上に建てられたのが太宰府天満宮の本殿とのこと。

太宰府天満宮は、全国天満宮の総本宮なのだそう。

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ここが本殿。

駅からここに辿り着くまでの道が、

人と店でとても混んでいて、疲れてしまった。

本殿から右脇の門をくぐって外に出ると

大きな木がそびえたっていた。

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樹齢1000年とも1500年ともいわれる、楠木。

根回りは、20メートルもあるらしい。

すごいなー。

すごいなー、と思って、しげしげと木を見上げる。

どの角度から見ても、説得力がある。

この土地の守り神なのだと思う。

疲れがとれた。

よし、行くか。

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疲れがとれると、少しずついろんなものが視界に入ってきたりする。

阿修羅展というのを九州国立博物館でやっていて、

その博物館は、太宰府天満宮の横にある、ということを、のぼりの旗で知る。

いってみようかな。

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あら、残念。

時間がないので、断念。

それにしても、100分待ちって!

ディズニーランド以外にも、そんな待ち時間が存在することに驚く。

そんなこんなで、帰路に着く。

家の布団は、やっぱりいい。

今週末は、友だちの畑にお手伝いに行って、

来週は、15日~20日まで、

浅田聖子先生の大作展のお手伝いに行きます。

聖子先生の大作展、いよいよです!

http://blog.asadaseiko.com/

http://www.asadaseiko.com/

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2009年7月24日 (金)

日食と宗像神社

出張で福岡に行ってきた。

21日の朝に羽田から福岡へ飛び、電車で熊本に行く。

九州はいつ以来だろうか。

思い出した。

大地を守る会で働いていたころ、

海苔の成清さんの取材に行った以来だ。

有明海の海苔の漁師さんの船に同行して、

海苔の収穫を見せてもらった。

船は夜中の12時に出て、帰ってきたのは3時時間後。

採った海苔は、即座に紙状にしていく。

その作業は、昼くらいまでかかる。

朝まで取材していた。

熱い人たちだった。

大好きになった。

ああ、なつかしい。

そういえば先日、その成清さんに、広尾の山藤で偶然会って、

偶然その場に居合わせた成清さんの後輩さん、

大地のYさん、元大地のSさん、元大地の私、山藤のYくんと、

朝まで飲んだ。

偶然とは、なんと素晴らしく、おそらしいものなのか。

私は、何を書いているのか…。

九州に行ってきた。

今回は、午後で仕事が終わるので、飛行機を翌日便にしてもらい、

1日、九州を小旅行してくることができた。

渚のOさんに、感謝!

飛行機が福岡、と聞いて、福岡に住んでいる

高校時代からの親友Nに会いたいと思った。

夜の19時まで、時間がある。

時間があったら、行きたい神社があった。

といっても、出発の前夜に、思いついて調べた神社だった。

日本の神様カードを見ると、

福岡県には、すごく惹かれる神社がいくつもあった。

福岡は、きっとそういう土地なんだろう。

その中でも気になったのが、

水天宮と、宗像神社。

行き方をチェックしておいた。

Nに会うまで、運よく時間があった。

電車を途中で降りて、水天宮に寄る。

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久留米駅を降りて、10分くらい歩いたところにある。

ひっそりとして、静かな場所。

すぐとなりに、川が流れていた。

御祭神は、天之御中主神。

創造の神様で、宇宙の中心に存在する根元の神様。

恐れを手放して、自分の内にある創造のエネルギーの扉を開き、

内なるものとつながっていくことを思い出させてくれる。

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秩父神社にも、天之御中主神がいらっしゃる。

とても大切な人の旅の出発に、

ごあいさつに行ったことがあった。

旅の無事を願って、

それから、私自身も開いていくことをイメージして、

またごあいさつをする。

Nに会う。

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九州のうまか魚を食べさせてくれた。

刺身以外の写真は、すべてピンがボケていた。

しかも、魚の名前を思い出せない。

久々に飲んだ、うまか冷酒のせいなのか。

なので、割愛することにする。

イサキもアジもサバもイカも、おいしすぎて冷酒が進んだ。

話も弾んだ。

Nと二人で語り合うのは高校の時以来なんだけど、

お互いに、いろんな経験をして、いろんな思いをして、

原点に還ったところで、こうして出会えた気がした。

書きたいことが多すぎて、何を書いたらいいのかわからなくなってきた。

Nとの会話をひとことでまとめるとしたら、

成長していくってことは、楽しいものだ。

ということだった。

成長ということについて、

昨日、会った人や、読んだ本からキーワードをもらった。

・誠実であること

・謙虚であること

・自分に恥ずかしくないかということ

・自分とまったく異質のものが目の前に現れたとき、その存在を赦し、受け入れることができたときに、器が大きくなる。それを愛という。

言葉にすると、とてもシンプルなのに、その言葉がいらないくらい、そんな存在になるということは、どんだけ難しいことなのか。

そういうことを学ぶために生きている、としたら、年をとるということは、とっても素晴らしいことだと思う。

なかなかいいまとめかたができた。

Nと、Nのだんなと、部屋に帰ってスパークリングワインを1本空ける。

一宿一飯の恩義に、カウンセリングをする。

カバラや手相を通すと、これまで見えていなかったその人の何かが見えてくる。

それを共有させてもらうことに、おびただしい量の感動がある。

感動的な夜になった。

22日の朝、Nがすっかり身支度を整えて、出勤していった。

私は、皆既日食の夢を何度も見た。

目が覚めて、あ!もう日食終わっちゃったか?と焦ったけど、

幸いにもまだ8時くらいで、二日酔いもない。

空は曇り空。

日食、見れるだろうか。

Nのだんなと、マンションを出る。

出かけ際に、Nのだんなが、「今日はどこにいくの?」と聞く。

えっと…。名前を忘れて、手帳を開く。

「ムナゾー神社?」と伝えると、Nのだんなが眉間にしわを寄せる。

手帳に書いた「宗像神社」の文字を見せる。

「あはは。これは、ムナカタって読むんだよ。いい神社だよ。きっと、行ってよかったなって、思うよ。きっとターミナルからバスが出ているから、バスでいきなよ」

この「バスで行きなよ」が心にひっかかって、

電車で行こうと思っていたけど、バスでいくことにした。

天神のバスターミナルに行くと、宗像神社行きのバスは、なかった。

普通の路線バスが郵便局前から出ている、というので、

荷物を引いて、バス乗り場に向かう。

日が射している。

天神の交差点では、テレビ局の人が撮影の準備をしている。

日食、見れそうだ。

バスを探す。

ない。

宗像方面というのはあるけど、よくわからない。

たぶん、車で行けば、1時間半以上かかるはずだ。

普通の路線バスで行ったら疲れるだろうし、

諦めて電車にしようと思ったところで、

宗像方面行きと思われるバスがきた。

バスに乗り込んで、運転手さんに「宗像神社に行きますか?」と聞く。

「それなら、この後ろに来てるバスがいいよ」と教えてくれる。

ラッキー!

その後ろのバスに乗り込む。

普通の路線バスだった。

ま、いっか。

トコトコバスに揺られていく。

何も考えずに乗っていたら、いつの間にか1時間以上経っていた。

時計が10時半になっている。

宗像神社に着きそうな気配はない。

外はグレーの曇り空。

太陽の気配もしない。

「ああ、見れなかったか。」

なんとなく諦めかけたそのとき、バスの左側の列に乗っていた私に、

右側にいたおばちゃんが、声をかけてきた。

「太陽が、三日月になってるわよ!」

「ええーっ!ほんとですか?」

荷物を放り出して、おばちゃんの後ろの座席に駆け込み、

バスの右側から上空を見上げる。

厚い雲をかぶった三日月の太陽が、くっきりと空に浮かんでいた。

「うわーーーーーー!」

開いた口がふさがらない私。

「不思議な光景よね。小さいころに見て以来だわ。あの時は、ガラス窓にすすをつけて、見たっけ」おばちゃんが、くすりと微笑む。

相槌を打ちながら、三日月太陽に釘付けの私に、

「あ、雲が晴れてきたわね。あんまり直視すると、目に悪いから、気をつけてね」と、おばちゃんが声をかけてくれる。

サングラスをかけて、雲をかぶったり、雲を脱いだりする三日月太陽を見上げる。

おばちゃんと世間話をしたりする。

「私、よく隣に座った人に声かけちゃったりするのよ。ふふふ。ごめんなさいね。」と、陽気なおばちゃん。

「いえいえ、私、東京からきてて、今日、日食見れるの楽しみにしてたんです!もう、見れないかなって、諦めかけてたところだったから、ほんとに、声かけていただいて、ありがとうございました」

私は、宗像神社に行こうとしていることを伝える。

「あら、だったら、このバス乗り換えないといけないわよ。」

とても重要なことを教えてくださった。

乗り換え方まで、教えてくれた。

「次に日食が見れるときには、私はもうこの世にはいないかもしれないわね」と、おばちゃん。

「そんなこと言わないで、次の日食を見たときに、バスでねーちゃんと日食みたなって、今日のこと思い出してください」と私。

二人で笑う。

おばちゃんがバスを降りていく。

バスが発車し、後方に歩いていくおばちゃんが見える。

二人で、同時に、お互いに手を振る。

鼻の奥が、ツンとなる。

バスを降りる。まだ、太陽が三日月だ。目を休めては見上げ、を繰り返す。

宗像神社行きのバス停を見つける。

次の発車時間は30分後。

後ろを見ると、タクシーが止まっている。

タクシーに乗り込む。

宗像神社行きのバスが、どれほど少ないか、ということについて、とても丁寧に語ってくれる。

川のそばを走りながら、この川は、下水を綺麗に蒸留したものを貯めていて、そうした水を使っているから、この辺はとても循環型社会で、でも、そのせいで、えらく水道代が高いということも語ってくれる。

宗像神社につく。

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日食が終わりかけていた。

まぶしい太陽を、チラリ、チラリと見上げると、まだ欠けていた。

でも、もう抜け出す寸前だ。

雲はスッキリと晴れている。

もう見上げられないくらい、いつもの陽射しに戻っている。

抜けるような空。

自分の上にかかっていたもやが、スッキリ晴れていくのを感じる。

この爽快感!

太陽と、月と、地球が、一直線に並ぶ。

そのことが、何の意味もないわけがないと思う。

そう考えて、ハッとする。

見よう、見ようとしていたけど、感じるものだったのかもしれない・・・

ま、いっか!

晴れたんだから。

宗像神社は、天照大御神の3人の娘神がご祭神の神社で、

伊勢神宮に対して、裏神宮ともいわれているということを、

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入り口で知る。

日本の神様カードによれば、この三女神のテーマは、

再出発、再挑戦、恋愛のはじまり。

いいスタートがきれそうで、うれしい。

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とても澄んだ空気に包まれた神社だった。

この本宮のまわりを、全国の神社の小さな社が取り囲んでいる。

尋常じゃないパワーだった。

右側から、森の中に続く道があり、そっちへ進む。

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離れに、第二宮、

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そのとなりに、第三宮、

そこから、少し道を戻って、さらに上に進むと、

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道が続き、

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さらに階段を上っていく。

その先に、最初にこの地に神様が降り立ったといわれる聖地がある。

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その聖地が、この森の真ん中。

静かにこの地が護られ続けてきたことに

日本の信仰心の清らかさを感じる。

近づいて、手を合わせる。

・・・かゆい。

足が、すごくかゆい。

足元を見ると、くるぶしからヒザにかけて、

ボコボコと皮膚がもりあがっている。

1、2、3、4・・・うわ!20箇所は、くわれてる。

一瞬のうちに!やられた~

ずっといたかったけど、大変なことになるので、

長ズボンで来なかったことを少しくやみ、

でも、晴れ渡った気持ちで、帰路につく。

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今週末は、仙台でことだまカウンセリングをしてきます。

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2009年6月26日 (金)

真澄田神社

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名古屋に行ってきた。

今回は、8月のことだまカウンセリングのイベントの事前説明会。

宝石・時計・眼鏡のニイミさんのお店で、お客さま向けに行なわれる。

イベントの約1カ月前には、社員さん向けに説明をして、

社員さんの鑑定をさせていただくことになっている。

朝8時半から、いくつかの店舗の皆さんが集まってくれていた。

久々に皆さんが集まった場ということらしく、

説明の前に、新入社員さんの自己紹介というのがあった。

私も、会社員時代に、「新人発表」というのをやったので、

なんだかなつかしかった。

そのときは、

酔っ払いのおじさんの格好で出てきて、

バスガイドに変身して、

最後には見ている人に山手線ゲームをしてもらって、

つまづいた人にジョッキビールを飲んでいただく

という芸(?)をしたんだっけ。

つまづいた人は、当時の人事課長だったっけ。

ああ、なつかしい。

ニイミさんの新人さんたちのお話を聞きながら、

それぞれいろんな思いや経験を経て、ここにたどり着いたんだなあと

しみじみする。

カウンセリングの説明の前に、

ニイミ社長が、私のカウンセリングについてひとことくださる。

「未来をあてる、というものじゃなく、今の自分はこのままでいいのか、

ということについて確認して、必要なアドバイスをしてくれる内容です」

そんな風に理解してもらったうえでのコメントをいただくと、

とてもやる気が出てしまう。

前夜に寝付けず、睡眠不足だったけど、

うれしくて寝不足が吹っ飛ぶ。

2時頃に社員の皆さんの鑑定が終わる。

当日は、4日で100人の予定らしい。

ぞくぞくする。

でも、今回はどんな出会いがあるんだろう。

わくわくもする。

日が沈む前に帰れることは、珍しい。

名古屋に行ったら寄りたいところがあった。

真澄田神社という神社。

淡路島のイベントに行った時、

とてもスピリチュアルな社長のかまもとさんが、

とてもいい神社だと教えてくれた。

なんでも、京都御所(だったかな?)を基点に、

伊勢神宮をちょうど折り返したところに位置するらしい。

「すっごく気持ちがいい神社ですよ!」

大絶賛だった。

尾張一宮の駅を降りて、神社へ向かう。

こういうときは、ほとんど何の情報もなく行く。

観光案内所で、行きかたを教えていただく。

7分くらいで行けるらしい。

てくてく歩く。

そういえば、昼ごはんまだだった。

てくてく。

鳥そば。

たこ焼き。

すっぽんラーメン。

どれも微妙にストライクゾーンに入らないため、

神社に直行する。

商店街を抜けて、鳥居の前に出る。

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神社の上の、抜けるような空。

伊勢神宮や、岡山の吉備津彦神社と、空気が似ている気がした。

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竜神様や、弘法大師とも、縁があるらしい。

無病息災・長寿・墨をするのにもいいという

水が湧き出ていた。

冷たくて、おいしい。

墨用に、少しいただく。

弘法大師も、かつて、ここの水で墨をすったのだろうか。

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境内には、木々がたくさんあり、いろいろな神様が祀られている。

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歩いているだけで、頭の上のごちゃごちゃが、スッキリする感じだ。

また来よう。

真澄田神社→http://www.masumida.or.jp/index.php

あ、出張帰りといえば、これ♪

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真夏のような暑さだったから、

とてもおいしかった♪

もう、ビールが(とても)うまい季節なんだなあ。

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2009年1月30日 (金)

名古屋と伊勢神宮

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ことだまカウンセリングのイベントで、名古屋に行っていました。

今回は50~60代の方が中心で、

4日間で約100人の方を拝見させていただきました。

会社を経営されている方や、

何人もの家族を介護されてきた方、

スポーツや芸術分野の第一線でご活躍されてきた方、

人と向き合いながら自分の内面と向き合ってこられた方、

何度も苦難を乗り越えて、ようやく第三の人生のスタートに立たれた方…

人生の先輩方のお話は、とても勉強になりました。

お話をうかがっていると、短い時間でも相手の方の人生を一緒に生きたような、不思議な感覚になります。

みなさん、決して、いいことばっかりだったわけではないと思うんですが、

つらいことを乗り越えてきた上にある笑顔が、とても輝いていました。

同じ人生は、ほんとに、ひとつもないんですね。

おひとりおひとりの人生が、

ひとつの小説になるくらい、素晴らしいと思いました。

特に今回は、生まれ持った運がとても強い方がたくさんいました。

生まれ持ったものが強いということは、

それを生かすことができれば大きなことが成せるし、

その派動の強さに耐えられないと、

逆に人よりも大きな苦難や困難を抱えて生きなければならないということを意味します。

運をいかしている人には、いくつか共通点がありました。

・苦難を文句を言わずに引き受け、乗り越えたあとでそのことに感謝している

・自分を犠牲にしていない

・家族を大事にしていて、家族に対して不満がない

・まわりの人を本気で幸せにしたいと思っている

・ご先祖や見えない存在への感謝の気持ちが大きく、自分を過信していない

そして、一番大きいのは、自分だけ幸せになろうって思っていないことかな、と思いました。

自分が神様だったら、きっと、

自分一人だけ幸せになろうと思っている人よりも、

自分も含めて、まわりの人をみんな幸せにしたいと思ってる人を応援したいって思いますよね。

そのほうが、一度でたくさんの人を幸せにできるから♪

* * *

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朝起きたら、ちょうど朝日が昇っていました。

日の出のエネルギーは、格別です。

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名古屋駅の構内で、味噌きしめんを食べました!

名古屋独特の赤味噌が、ふるふるのきしめんに程よく絡んで、うま~!!でした。

* * *

イベントを終えた後は、少し足をのばして、お伊勢さんにお参りにいってきました。

ちょうど1年前、カウンセリングルーム立ち上げに先立ってご祈祷していただいたので、お礼とご報告参りに。

何より、伊勢神宮の澄んだ空気を浴びに!いってきました。

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↑豊受大御神を祀る、伊勢神宮・外宮

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↑外宮さん入り口

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↑存在しているだけで芸術を思わせる木に囲まれています

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↑内宮さん近くの、おかげ横丁。お土産やさんがいっぱいで、誘惑の嵐♪

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↑天照大御神を祀る、伊勢神宮・内宮の正宮

広い敷地全体が、独特の清々しい空気で満ちています。

正宮には、静かであったかい大きな気の柱が降りているように感じました。

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↑石にも神様が

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↑木にも神様が

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↑川にも神様が宿っています

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↑おかげ横丁で、伊勢うどんを食べました。濃いめのタレを、もちもちの麺に絡ませて…

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↑こんな感じでいただくのであります!

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↑猿田彦神社。道開きの神様・猿田彦大神を祀ります。

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↑佐瑠女神社。縁結び・芸能の神様といわれる、天宇受売神を祀ります。

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↑月読宮。神秘の扉を開き、感性を磨く月の神様・月読尊を祀ります。

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↑倭姫宮。倭姫命を祀ります。

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↑倭姫宮の中。

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↑見事な板根!

伊勢は、やっぱりいいですね~。

1年のはじめに、毎年きたいなと思います。

そして、

シメはやっぱり、これです!笑

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今週は、仙台に行ってきます。

どんな出会いがあるかな。

わくわくします。

 

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2009年1月21日 (水)

浅草めぐり

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霊能者の阿部ヒロさんhttp://abehiro-october.com/index.htmlと、

作家の森沢明夫さんhttp://blogs.yahoo.co.jp/osakana920と一緒に、

浅草神社と浅草寺にお参りに行ってきました。

ヒロさんは、神社や参拝作法などについてとっても詳しく、

きちんとした浅草のお参りの仕方を教えてくださいました。

浅草寺には、中央の大きなお寺の本堂と、

右後ろに、小さな浅草神社があるのですが、

神様がいらっしゃるところであり、パワースポットでもあるのは、

右後ろの浅草神社のほうなのだそうです。

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↑いちょうのご神木の後ろに見える鳥居が、浅草神社です。

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浅草神社は、風が通るとっても清々しいところでした。

他にも、これまで知らなかったお参りポイントがたくさんあるのですが、

今日はちょっぴり時間がないので、

詳しくは、また改めて、ブログでご紹介したいと思います!

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お昼は、ビールで乾杯!

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浅草もんじゃ、ひょうたんhttp://asakusa.24663.com/

ここ、ほんとおいしいです!

コンビーフ+チーズ入りの特製カレーもんじゃ、めちゃうまです!

(写真は、カレー味じゃなかった!笑)

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こちらは、和風喫茶店の三社クリームあんみつ!

くり+あんず+白玉で、「三社」!

浅草って、素敵☆

あんみつを食べながら、森沢さんと、ヒロさんと、

いろんなお話をしました。

ヒロさんのお話で印象的だったのは、

神社やパワースポットといわれるところは、

行くだけでもスッキリ元気になれるところだけど、

実は、そのあとのほうが大事ということでした。

受身的な「もらう場」ではなくて、

能動的に「決める場」にしないと、

実は、その後の生活はあまり変わらないそうです。

そういう意味では、

ヒロさんや私がしているスピリチュアルカウンセリングもまったく同じで、

いいエネルギーをもらって、自分がそのあと動くためのきっかけにしてもらえると

効果絶大だよね、なんて話をしていました。

そのためには、まず、私がいいエネルギーであふれてないと!

気が引き締まります。

森沢さんは、言動ともに、おもいっきり「今を生きる人」という印象があります。

今を生きていると、過去のことにこだわらなくなったり、

未来のことを案じなくなっていくそうです。

ちなみに、

森沢さんが取材で出会った、各界の成功している人たちに共通していえるのは、

思いっきり「今を生きている人」であるということでした。

そういえば、

ヒロさんと私が出会えたのは、森沢さんの引き合わせですよねって、

二人で森沢さんに満面の笑顔を送ったら、

「あれ?今、二人はどうやって知り合ったのか聞こうと思ってたんですけど」

って真顔で言われちゃいました。

今を生きる人は、これくらい過去を忘れちゃうわけです。笑

ヒロさん、森沢さん、

素敵なひとときをありがとうございました!

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2009年1月20日 (火)

雪の高野山

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高野山は、「四国のお遍路さん回りの最後にいくところ」

ときいていました。

だから、つい最近まで、四国にあるものだと思っていました。

和歌山県にあるということを知ったのは、

つい2年くらい前…。

そんなわたくしですが、

いつか訪れてみたい場所のひとつが、高野山でした。

高野山は、弘法大師・空海(お大師さま)の入定地で、

今も、弘法大師の魂はここで生き続けているといわれています。

私は、小さい頃からずっとお参りしていたのがお大師さまであったり、

日本を代表する書家でもある空海の書が好きだったり、

無意識にカウンセリングのために集めていたものや考え方が

空海とつながっていたりすることが多く、

高野山には、勝手にご縁を感じていました。

先週行ってきた和歌山のイベントに出かける数日前、

ふと、思いつきました。

「そうだ!高野山にいこう!笑」

調べてみたら、

私が仕事を終えるのは、和歌山駅。

和歌山駅から高野山へは、片道2時間半くらいで行けることがわかりました。

あまり情報も持たず、

仕事を終えた翌日の朝、

和歌山市から奈良方面へ走る電車に乗りました。

橋本駅から南海鉄道に乗り換えて、極楽橋へ行く途中、

いくつもトンネルを抜けて、

景色は次第に山の中に変わっていきました。

あれ?

雪だ!

はらり、はらりと雪が降り始めました。

いくつめかのトンネルを抜けたとたん、

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こんな景色になっていました。

チョコレートケーキに、はんなりと粉砂糖をふりかけたような、

おいしそうな雪景色。

うわ~!ラッキー!

なんて思っていたら、

極楽橋についた時、背筋が凍りつきました。

極楽橋から、ケーブルカーに乗って、約800メートル上がるんですが、

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登る前から、

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つららが!

上は、相当寒そうです。

和歌山市から2時間半、電車とケーブルカーとバスを乗り継いでたどり着いたところは

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雪の降り積もる音が聞こえてきそうなくらい

しん、と静まりかえった聖地でした。

まず目指したところは、

奥の院弘法大師御廟。

お大師さまが眠っているといわれるところです。

バスで、参道の入り口につきました。

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橋の向こうには、約2キロの参道の両脇に約40万基ともいわれる墓石があります。

それにしても!

ベンチは…

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座れないし!

お杓は…

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つららが垂れてるし!

なんだか、おもしろくなってきました。

参道には、確かにお墓がいっぱい立っているのですが、

みんな丸くて白い雪の傘をかぶっているので、

とてもかわいらしい世界に変身していました。

お墓とは思えない!

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脇には、樹齢300~800年といわれる大きな杉の木が、ずーっと立ち並んでいます。

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雪をかきわけながら、30分くらいかけて

弘法大師御廟の手前、御廟橋にたどり着きました。

ここから先は、撮影禁止。

橋を渡り、灯籠堂というお堂の裏にまわると、

そこに、御廟がありました。

向こう側は、杉の森。

一番近くまでいけるところまで行って、手を合わせると、

手先も、足先も、もう感覚がないくらいかじかんでいるのに、

胸がふわーっと熱くなり、あったかい涙が流れてきました。

とても、特別な場所に感じました。

居心地がよくて、しばらく、寒さに震えながらその場にいました。

ここで、今も空海の魂が生き続けているのだろうか?

耳を澄ますと、小川のせせらぎや、

鳥の鳴き声が響き渡るのがきこえます。

同じ音を聞いているんだろうか?

そのときふと、この空気感を前に感じたことがあるように思いました。

それは、前回の和歌山の帰りに寄った、神倉神社のゴトビキ岩の中でした。

混じり気がまったくない、透明な空気に、光の柱が立っているような感覚。

大きな神様がいらっしゃるんだろうなと思いました。

その時と、同じ感覚がしました。

体が清められて、エネルギーを充電して、何かとつながった感じ。

もしかしたら、

ここには、今も空海がいるのではなくて、

この山奥に神聖な場所を見つけた空海が、

「自分が死んだ後も自分はここに居続ける」と言ったことで、

後世までずっと、この場所に、たくさんの人を呼びたかったんじゃないだろうか…。

そんな気がしました。

帰り際、「またきます!」と言ってその場を立ち去ろうとすると、

雪空に、一瞬、大きなフタをずらしたかのような陽ざしが差し込みました。

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奥の院を離れて、バスを乗り継ぎ、次に目指したのは「壇上伽藍」。

壇上伽藍は、密教の修行僧の道場です。

大きな敷地の中に、大日如来の世界を表現した

たくさんの建造物があります。

ここも、まだ誰も足を踏み入れていない雪の世界になっていました。

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↑根本大塔

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↑大塔の鐘

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↑御影堂

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↑山王院。

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↑御社

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↑西塔

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↑東塔

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↑私を救ったぜんざい(泣)。しみた~

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次回は、晴れた日の高野山にも、きてみたいな。

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