2011年3月24日 (木)

ひとつの命

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あたりまえに生きようとしていた尊い命が

ひとつ消えた。

生きようと手を上げながら、

渦にのまれて消えていった。

そのひとつの命が消えたことに

その命が輝いていた時を知る者は

どれだけ悲しみ、嘆き、泣くことを耐えて

今を生きているのか。

そのひとつの命が今、9737あるということを

忘れてはいけない。

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2010年10月 5日 (火)

浅田聖子先生の書道展(10/1~29)開催中です

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書の師・浅田聖子先生の個展が、

東京の両国、cafe&galleryウール倶楽部で開催されています。

1年前に行なわれた大作展では、

10メートルを越える大きな作品がどどーんと並びました。

会場は、作品から放たれる強くて優しい氣で溢れていました。

今回は、前回とは趣向を変えて、小さな作品が並ぶとのこと。

わくわくしながらお店のドアを開けると、

落ち着いた木のイスとテーブル席の向こうで

浅田先生の書の作品たちがスポットライトを浴びていました。

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1点1点、近づいたり、離れてみたり、

絵として見たり、

書としてみたり、

書かれている言葉に思いを寄せてみたり…。

小さな世界に、たくさんの表情があって、

何度も何度も、見方を変えて繰り返し見たくなる作品ばかりでした。

今回は、色も、大きさも、デザインも、作風も、さまざまです。

聖子先生から溢れて尽きない創造性と、斬新さと、

だれの心にも届くあたたかさに

ただただ、ため息がもれました。

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こちらは、一枚一枚異なる山頭火の句が書かれた小さな作品たち。

なんと1枚3,000円で分けてくださるとのこと。

ぜんぶほしい。。。

おいしいコーヒーを飲みながら、

浅田先生の書をゆっくり眺めていることができる

とても贅沢な空間です。

10月29日まで、平日の11:30~18:00までオープンしています。

ぜひ、聖子先生の強くて優しい書の世界に触れてみてください。

*     *     *     *     *

●cafe&galleryウール倶楽部

●東京都墨田区両国3-21-5

●電話:03-3633-5597

●営業時間:AM 11:30~PM 6:00 / 休日:土日・祝祭日

●アクセス http://www.keitodama.jp/access.html

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2010年7月16日 (金)

毎日書道展入選!「海を憶う」

国立新美術館で開催されている毎日書道展に、

入選しました。

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壺井花子さんの詩です。

***

木苺の実をさがしては食べた木がくれの

海の蒼さを天に巣が在るように

雲雀の声が降って来る

海辺を敷きつめられた浜豌豆の花の絨毯

摘み切れない防風草

黄金の雲が天蓋の如く私達の頭上を過ぎる

***

眼前に浮かんでくる海の青さや、肌をなでていく風や、

空の高さや、思い出の甘酸っぱさを感じながら、

筆を走らせました(いや、走っていなかったかも。笑)

ご指導くださった浅田聖子先生に心から感謝します。

少しでも思いを形にできるように

これからも精進していきたいと思います。

海といえば!

サーフィンを始めました。

やってみてわかったのですが、

サーフィンって、ボードの上に浮かんでいるだけでも

ものすごい体力とバランス感覚を必要とするんです。

いつか立てるんだろうか…。

いや、立つ!

立つぞー!

乗るぞー!

新しいことを始めるときって、わくわくします。

皆さまも、熱く素敵な夏をお過ごしくださいね。

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2010年7月 1日 (木)

「おもてと書」

書の師・浅田聖子先生と、能面師の北澤秀太氏の

コラボレーション展「おもてと書」を見てきました。

能などに使われる「お面」と、

躍動的でダイナミックな聖子先生の書が

どんな風にひとつの場を作るのか、

わくわくしながら会場に足を運びました。

会場は、両国のアンティークカフェ・ウール倶楽部。

高い吹き抜けの天井と、やわらかいライト、落ち着いたアンティークの家具が、とても居心地いい。

壁面には、聖子先生の大きな淡墨の作品が三点と、

その作品の間に北澤氏のお面が

静かに居心地よさそうに、並んでいました。

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能面は、ひとつひとつじっくり見ると、

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すごい。

ぎゅっと凝縮されていて、繊細で、深い。

角度によって、いろんな表情に見れるから不思議。

会場に、たまたま北澤氏がいらして、少しお話を聞くことができました。

驚いたことに、こんなに芸術度の高いものが

「道具」なのだそうです。

能や狂言の舞台に合わせて、

「これこれこういう能の役のお面を作って」と発注が入り、

その役の背景や物語や歴史を調べて、一番適すると思われる表情を起こし、

そこから彫り始めるわけです。

舞台の道具だから、純粋な創作はほとんどないのだとか。

ひとつの面を作り上げるのに、丸々2~3週間。

それを「道具」として使っている能や狂言って、すごい世界なんだろうな。

北澤氏のお面を使った能の、本当の晴れ舞台を観にいきたくなりました。

そうした中、今回のコラボレーション展のために作った作品がふたつありました。

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「楽猿」と「福犬」

これは、書の聖子先生の作品に合わせたとのことです。

今回の聖子先生の作品は三点。

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「幸福有其心」

幸福は、その心にあり。

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「楽亦在其中」

楽も、またその中(その心)にあり。

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「浄土在眼前」

浄土は眼前にあり。

お面に刻まれた一瞬のさまざまな喜怒哀楽に、

言葉の魂が宿っているようでした。

***

「おもてと書」の展覧会は、明日7月2日までです。

アンティークカフェ ウール倶楽部

墨田区両国3-21-5

03-3633-5597

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2010年6月15日 (火)

浅田聖子先生の「おもてと書」展開催中~!

心から尊敬している書の師・浅田聖子先生が、
両国のカフェでおもしろい企画展をしています。

その名も「おもてと書」!

「おもて」とは能面のことで、
能面作家の北澤秀太さんと、書家の浅田聖子先生のコラボレーション展です。

私は関西に出張に来ていて、まだ足を運べていないのですが、
チームSEIKOのリーダーが、会場のようすを素晴しく紹介してくださっています!

http://blog.asadaseiko.com/?eid=51

たくさんの方に、聖子先生の生きた書に触れていただきたいです。

私も出張から帰ったら、かけつけます!

そうそう、私は、昨日から、岐阜、愛知とめぐって、今は京都にきています。
このあと大阪に寄って、和歌山でイベントをして、奈良に寄って帰ります。

明日は京都で一日オフ!
ずっと行ってみたかった場所に行ってきます。

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2010年5月10日 (月)

天を翔けた日

5月7日~9日にかけて東京美術倶楽部にて行なわれた

光荘会書道展に出品しました。

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「推薦」という賞をいただきました。

「天を翔けた日」という言葉は、永瀬清子さんの「諸国の天女」という詩からいただきました。

こんな詩です。

***

諸国の天女は漁夫や猟人を夫として

いつも忘れ得ず想ってゐる

底なき天を翔けた日を。

人の世のたつきのあはれないとなみ

やすむひまなきあした夕べに

わが忘れぬ喜びを人は知らない。

井の水を汲めばその中に

天の光がしたたってゐる。

花咲けば花の中に

かの日の天の着物がそよぐ。

雨と風とがささやくあこがれ

わが子に唄へばそらんじて

何を意味するとか思ふのだらう。

せめてぬるぬる春の波間に

或る日はかづきつ嘆かへば

涙はからき潮にまじり

空ははるかに金のひかり

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2010年2月12日 (金)

年明けと書初めと

おひさしぶりです!

年が明けてからまったく更新してませんでした。

見に来てくださった皆さま、ナマケモノの私をどうかお許しください。泣

1月半ばまでは、正月の平和ボケで、

そのあとは、

埼玉の入間市 → 名古屋 → 伊勢参り → 愛媛

→ 京都  → 鹿児島

と、渡り鳥のように出張していました。

2月下旬まで出張がないので、ひと休みです。

2009年は、こうした出張で、全国を飛び回った1年でした。

ざっと数えてみたら、

約2000人の方を鑑定させていただいていました。

40代から60代の方のお話を聞かせていただくことが多かったので、

自分のこれからの人生を描いていく上でも、

まだ自分自身は経験したことのないご相談に応じていく上でも、

とても人生勉強になった1年でした。

そして、聞かせていただいたお話が、他の誰かのヒントになったりすることが多く、

ああ、人の縁って、ほんとにつながっているんだなーと実感しました。

昨年は、飛び回ってばかりで、あまり地に足がついていないようなところがあったので、

その点は大いに反省して、

今年は、地味なことをしっかり続けていくような1年にしたいと思います。

地味なこととは、

・書をかく

・ブログを書く(もうできてない)

・本をたくさん読む

・腕立てと腹筋をする(これはここ3週間くらい毎日してる!)

・走る

・料理をする

などなど。

出張しつつも、体調や生活習慣が乱れないように、

体と生活を律していきたいなと思っています。

そんなことを思っていたのに、

年初めからまったく出張に翻弄されて、とほほではありますが。泣

まだ11カ月弱あるので、取り返します。

そうそう、年始の話題のついでに!

年明けに、友だちと書初め大会をしました。

わたくし審査委員長をしました。

これが!

すっごい楽しかった!

みんなが書いたのは

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こんな感じです。

すっごくかっこよくないですか?

みんな、今年の抱負を書に込めて、

ひとりひとり、思いを語りました。

「授」と書いた私の親友は、

すでに子を授かりました!(というか、この時すでに授かってました。笑)

いや~、これ、ほんとにいいので、みなさん、来年はお友達とやってください。

なんなら、わたくし審査にいきます!笑

眠ってしまった人は、私の筆で

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こういう目に遭いますが。笑

そういえば、私は書かなかったので、

お正月に上野で開催された日書展の入選作品をご紹介します。

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谷川俊太郎の詩からいただいたんですが、

いい言葉ですよね。

詩に負けないような作品を創れるようになるために、

しばらくお稽古さぼってたけど(泣)がんばるぞー!

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2009年9月23日 (水)

浅田聖子先生の大作展

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浅田聖子先生の大作展が幕を閉じました。

会場にお越しくださった皆さま、どうもありがとうございました!

書道展ははじめて、という方もたくさん来てくださって、

聖子先生の「種」を持ち帰ってくださって、

友だちが感動している姿がまたすごくうれしくて・・・

大好きな作家の森沢明夫さんも、来てくださいました!

ブログに書いてくださった感想に、感激・・・

作家さんって、いろんな思いを言葉にして伝えられて、すごいです。

私は、未だに感動が言葉にまとまりません。泣

森沢さんが感じてくださった聖子先生の書の世界、

ぜひご覧ください。

↓↓↓

http://blogs.yahoo.co.jp/osakana920/56352228.html

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2009年8月18日 (火)

浅田聖子大作展「ことば・感動を書に」開催されます!

書の師・浅田聖子先生が、9月15日~20日までの6日間、

銀座で大作の書道展を開催します。

私は、なるべく「ぜったい」という言葉を使わないようにしているのですが、

この書道展には、

ぜーーーーーーーーーったい!きてほしいです!笑

書道展というと、一般の方には、なかなか「見方」がわからず、

つまらない思いをされることもあるかと思うのですが、

浅田聖子先生の書道展は、普通の書道展とはまったく違います。

字でありながら、絵のようであり、

紙から浮き上がってくる墨は、まるで生命を持った魂のようであり、

そこに書かれたことばが、ぐぐぐっと、心に響いてきます。

一番大きな作品は、横12.8メートル×縦2.4メートルもあります。

ものすごいスケールと迫力です。

書を知らなくても、きっとその素晴らしさを感じていただけると思います。

それはきっと、先生自身が

「書をやる人のためだけでなく、書をまったく知らない人にもわかるものを書きたい」

「書を見た方が、書に元気づけられたり、喜んでくれたらうれしい」

という気持ちで、書の作品を作られているからだと思います。

そういった気持ちで、

今を生きるたくさんの人に向けて選ばれた「ことば」たちは、

聖子先生が、何年もの間、今回の個展のためにと、

あたためて、大事にされてきた「ことば」たちです。

生きるヒントが、ぎゅぎゅっと詰まっていて、

私はびっくりしました。

その「ことば」と聖子先生の「書」が織り成す深い世界に、

ぜひ触れていただきたいです。

私も、大作展の主催「チーム Seiko」(実行委員会)の一員として、

お手伝いさせていただいています。

大きな作品は、箱根の体育館を貸し切っての制作でした。

体育館が小さく見えるほどの大きな真っ白い紙に、

大きな筆を走らせる聖子先生の姿は、

太極拳の舞いのようでもあり、新体操の競技のようでもあり、

書かれたものだけでなく、書いている動きまで芸術そのものでした。

鳥肌と、こみ上げてくる涙が止まりませんでした。

当日、会場がどんな「気」で溢れるのか、

ぞくぞく、わくわくします。

9月15日~20日、東京銀座画廊美術館に、ぜひ足をお運びください。

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●「浅田聖子大作展」ホームページ

↓↓↓

http://asadaseiko.com/

●開催までの道を、チームリーダーがブログで紹介しています

↓↓↓(浅田聖子先生の作品制作風景なども紹介されています)

http://blog.asadaseiko.com/

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「ことば・感動を書に  浅田聖子 大作展」

●ギャラリートーク

15日(火)午後2時 辻元大雲先生

20日(日)午後2時 石飛博光先生/船本芳雲先生/鬼頭墨峻先生

●会期

平成21年9月15日(火)~20日(日)

午前10時~午後6時(最終日は午後5時まで)

●会場

東京銀座画廊・美術館

中央区銀座2-7-18  ℡03-3564-1644

●主催

チーム Seiko

●後援

毎日新聞社/財団法人 日本書道美術院/光荘会

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2009年7月31日 (金)

毎日書道展

国立新美術館で行なわれている

第61回 毎日書道展に行ってきた。

毎週水曜日は午後1時からということを知らず、

11時に行ってしまい、

時間がたくさん余ったので、

東京ミッドタウンのサントリー美術館の

「美しきアジアの玉手箱」展に足を運ぶ。

日本と中国の古くからの美術品が陳列されている。

土偶の顔をまじまじと見つめる。

これは宇宙人だよな、と思う。

江戸時代の書家・本阿弥光悦と絵師のコラボレーションの作品があった。

膨大な時間をかけて書いたであろう、絵師の絵の上に、

一瞬にして書いたであろう、光悦の書が光る。

一寸の迷いも淀みもない線。

しなやかで力強く、時を経ても色褪せない。

心の強さと技術の高さを想像してみる。

自分にないものは、想像できないことを知る。

ああ切ない。

ビールを飲み、毎日書道展に足を運ぶ。

役員の先生方、会員の先生方の作品を見る。

やっぱり毎日書道展は素晴らしいと思う。

今回は、近代詩分野で初入選した。

自分の作品を見に行く。

わかっていたことだけど、落ち込む。

会場に陳列された自分の作品を見ることほど、

反省をうながすものはない。

また、稽古に励もうと心に誓う。

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国立新美術館での毎日書道展は、8月2日まで行なわれています。

今週末は、ことだまカウンセリングのイベントで、名古屋に行ってきます。

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