ハマリモノ②フジ子ヘミング
私は、とても気に入ったCDがあると、しばらくずーっと聞き続けてしまう。
最近、毎日聴いているのが、
フジ子ヘミングの「ピアノ名曲集」。
飽きない!
電車の中、
自転車をこいでるとき、
カウンセリング前の談話の時のBGMにも使っている。
もともとクラシックはあまり聴かないし、
ピアノのCDを買ったのは、はじめてだった。
買おうと思ったのは、ベートーベンの「熱情」がほしかったからだった。
それは、友だちの家に行ったときに、
この曲を聴いて、涙がぽろぽろ出てきたからだった。
高校からの親友Yは、ピアノが天才的にうまい。
私がもっていない「絶対音感」なるものをもっていて、
音をはずすとすぐバレる。
Yとカラオケに行く時は、恥ずかしいという気持ちを捨てていく。
Yには、3人のこどもがいる。
結婚して、一度は手放したピアノが、
また彼女のもとに帰ってきた。
子育ての合間の少ない時間を見繕って、Yがピアノを弾く。
すぐに、チビたちが足に絡まりついてきた。
絡まってきたチビたちと一緒に、
Yは、穏やかな顔で、ピアノを引き続ける。
とてもやさしく、情熱に満ちた音色だった。
その時に弾いていたのが、「熱情」だった。
あの感動をもう一度!
そんな気持ちで「熱情」が入った外国の男性ピアニストのCDを買った。
ちょうど、そのCDを買おうと思った少し前に、
新聞を広げたら、
見開き一面で、フジ子ヘミングのCD特集をしていた。
私は、彼女の「魂のことば」という本を1冊持っていた。
彼女の言葉は、
愛に満ちていて、おごりやにごりがひとつもなくて、
まっすぐ心に響く。
ときどき本を広げて、
そのつど、響くことばを受け取ったりしている。
なんで、これまで彼女のピアノを聴きたいと思わなかったんだろう…。
そんな、なんとなくの偶然が重なって、
外国男性ピアニストの「熱情」と一緒に、
フジ子ヘミングの「ピアノ名曲集」を買ってみた。
「熱情」の入った彼のCDは、1回も通して聴けずに飽きたけど、
フジ子ヘミングの1枚は、
まだしばらく、飽きそうにない。
ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」という曲が、お気に入りになった。
Yにも1枚送った。
彼女も、やっぱりフジ子が好きだった。
フジ子ヘミングのピアノ名曲集→http://store.shopping.yahoo.co.jp/hmv/1257481.html
ブログを書きながら思い出した。
先日、国際ピアノコンクールで優勝した
ピアニストの辻井伸行さんが、そのコンクールで「熱情」を弾いていたんだった。
Yが教えてくれた。
辻井さんの「熱情」を聴いてみたくなった。


最近のコメント