文化・芸術

2011年3月20日 (日)

この春おすすめの映画「津軽百年食堂」

とても尊敬している作家 森沢明夫さんの作品

「津軽百年食堂」が、映画になりました。

4月2日からロードショーです。

ちょうど桜の季節、心がほっこりする作品です。

作品の舞台は、青森。

収益の一部は、震災の復興支援に寄付されるそうです。

青森の心や文化や美しさに心が洗われ、
復興に向けてがんばる皆さんの力にもなるなんて、
素晴らしすぎる!!!

↓↓↓

http://blogs.yahoo.co.jp/osakana920/64156214.html

私はぜったいに観に行きます。

この映画の原作本が、また素晴らしいんです。

↓↓↓

http://www.amazon.co.jp/%E6%B4%A5%E8%BB%BD%E7%99%BE%E5%B9%B4%E9%A3%9F%E5%A0%82-%E6%A3%AE%E6%B2%A2-%E6%98%8E%E5%A4%AB/dp/4093862451

ぜひ見てくださいね。

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2010年10月 7日 (木)

奥山淳志さんの写真展(10/5~10)

写真家・奥山淳志さんの写真展「Drawing」を見てきました。

すごくよかったです。

奥山さんは、岩手県雫石に住む写真家で、

一枚の写真から多くの物語を感じるような、

深い写真を撮る人です。

そんな奥山さんが、12年間、ずっと追い続けている人がいます。

北海道でひっそりと自給自足生活を営む、弁造さんという人です。

弁造さんは、今年91歳になります。

奥山さんは、四季ごとに移り変わる北海道の弁造さんのおうちを訪ねては、

その背中をみて、いい話も、くだらない話も聞いて、

少しずつ、弁造さんにとって、家族のような、空気のような存在に近づいて、

その過程で、ずっと弁造さんという人間から溢れ出すものを

カメラの中に収めてきました。

昨年も、弁造さんの写真展があって、見てきました。

今年も、今年の弁造さんを見せてくれました。

今年の弁造さんは、もう、涙が溢れてとまらなかった。

生きるということについて、たくさんのことを感じました。

*    *    *    *    *    *

あまりに想いがあふれてしまって、

写真を撮ってくるのを忘れてしまいました。。。

奥山さんは、言葉で語ろうとしない人なのに、

なぜか言葉もすごいんです。

DMに書かれた奥山さんの文章を、そのままご紹介します。

↓↓↓

 北海道に暮らす弁造さんの家の中心には、イーゼルが立っている。

その前で発砲スチロールの箱に座り、絵を描くのが、今の弁造さんの大切な時間だ。

 絵は弁造さんにとって大きな夢だった。

夏は荒野を開墾して金をため、冬は上京して画学校で絵を学ぶ。

若い頃はそんな暮らしを何年も続けた。

 「絵のための人生」。弁造さんは青年期の自らについてそう語った。

しかし、現実として、その「人生」を描き切ることはできなかった。

 絵をやめる理由は、きっといくつもあるだろうが、弁造さんが絵をやめた理由は、

”人生の出来事”に対し、自らの意地や信念を貫くためだった。

それはきっと、「誰の人生でも起こりうること出来事にすぎない」と人は言うだろう。

僕もそう思うようにしている。

 それでも、弁造さんを訪ね、その描く姿にシャッターを切るたびに、胸が震えるような、溢れるような思いにとらわれる。

病気が原因で震える指先も、キャンバスに向かう際の少し呆けたような表情も見慣れたはずであるけれど、いつも何かが溢れて、止まらない。

 「残りの人生で、描けるのはあと数枚」と笑う弁造さんが、今、描いているのは母と娘だ。

91歳になる弁造さんにとって、それが何を意味するのか、僕にはわからない。

 「何かを得て、何かを失う」と、以前、弁造さんはメモに書き記していた。

 絵も言葉も、簡単にわかったような気持ちにだけはならないように気を付けている。

*    *    *    *    *    *

写真展は、10月10日の日曜日まで、東京の四谷で行なわれています。

会期中、奥山さんも会場にいらっしゃるようです。

ぜひ、足をお運びください。

*    *    *    *    *    *

●開催地:トーテムポール・フォトギャラリー

●住所:東京都新宿区四谷4-22 第二富士川ビル1F

●電話:03-3341-9341

●会期:10月5日~10日

●時間:12:00~19:00

http://tppg.jp/

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2009年12月 9日 (水)

じょんがら

凄いものをみてきた。

フラメンコの長嶺ヤス子が、津軽じょんがら節で踊るという舞台。

ジャパニーズ津軽三味線と

フラメンコの長嶺ヤス子が、

ぴったり融合していて驚いた。

津軽三味線の音色は、

苦しみにも、悲しみにも、喜びにも、祈りにも

共鳴してくれるものだということがわかった。

懐が深い。

長嶺ヤス子の踊りは、

性を恐ろしいくらいむきだしにしているのに、

一輪のバラのような品がある。

誰にも折ることができないような、

太くて逞しい生命力。

72歳とは思えない!

白くて美しい足から、

神経が張り詰めた指先から、

小柄で大きな存在感のその体から、

悲しみや怒りや慈しみや悦びが

ひとつのうねりとなって飛び出し、

見る者の魂をゆさぶる。

そのうねりは、私の底までやってきて、

私をそっとやさしく抱きしめ、

さいごは祭のように、天に向かって突き抜ける。

本物だけがもつ凄さだった。

同じものをいつか感じたと思い出した。

この大きくて、激しくて、優しくて、

すべてを包み込むような凄味。

書家の浅田聖子先生の大作展だった。

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2009年5月10日 (日)

木村茂・銅版画展

Dsc05890

木村茂 銅版画展を見てきました。

木村茂は、私の叔父で、私がとても尊敬している人のひとりです。

今回は、石を題材にした個展です。

Dsc05889

石にもいろんな表情があります。

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仲むつまじかったり

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悲しみを帯びていたり

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仏さまのようだったり

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花と、同じ場所にいた石を組み合わせた銅版画集「石と花と」も

額装されて紹介されていました。

額装は、額縁屋の父が担当しています。

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モデルになった美人さんの石も、会場にきていました。

作品をじーっと見ていると、その中にいろんなものを感じます。

実際に、いろんなものが見えてきます。

Dsc05956

写実に徹すると、抽象的なものが生まれるそうです。

でも、

見たものを書くんじゃなくて、

感じたものを書くのだそうです。

白と黒の世界ですが、

白の世界も、黒の世界も、

とても繊細な段階をもっています。

Dsc05968

5月8日~16日(土)まで開催しています(10日の日曜は休み)。

場所は、日本橋の三越前から3分の画廊

ギャラリー砂翁&ギャラリートモスです。

http://www.jpin.co.jp/saoh/index.htm

時間は、11:00~19:00(最終日17:00)

お時間のある方は、ぜひ足をお運びください。

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