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2010年5月10日 (月)

天を翔けた日

5月7日~9日にかけて東京美術倶楽部にて行なわれた

光荘会書道展に出品しました。

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「推薦」という賞をいただきました。

「天を翔けた日」という言葉は、永瀬清子さんの「諸国の天女」という詩からいただきました。

こんな詩です。

***

諸国の天女は漁夫や猟人を夫として

いつも忘れ得ず想ってゐる

底なき天を翔けた日を。

人の世のたつきのあはれないとなみ

やすむひまなきあした夕べに

わが忘れぬ喜びを人は知らない。

井の水を汲めばその中に

天の光がしたたってゐる。

花咲けば花の中に

かの日の天の着物がそよぐ。

雨と風とがささやくあこがれ

わが子に唄へばそらんじて

何を意味するとか思ふのだらう。

せめてぬるぬる春の波間に

或る日はかづきつ嘆かへば

涙はからき潮にまじり

空ははるかに金のひかり

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コメント

おめでとうございます。

良い詩ですね。
声に乗せて読むと凄まじく美しいです。
そして、
エリカさんの書はこの先、対になる言葉があるのだと、
勝手に想像しながら拝見しました。

投稿: あべひろ | 2010年5月11日 (火) 21時12分

あべひろさま

ありがとうございます。

ほんとだ。
声に出すと美しい響きがあとに残りますね。

対になる言葉の世界は無限に広がりそう。

たくさんの言葉に出会いたくなってきました。
とてもいいヒントをありがとうございます!


投稿: エリカ | 2010年5月12日 (水) 00時04分

永瀬清子、いいですよね☆
それを書にできるエリカさんがすごい!!

今度展示会あったら教えてください。
是非伺います。

投稿: AKIKO | 2010年6月 2日 (水) 21時01分

AKIKOさま

ありがとうございます!

永瀬清子は、詩に少し触れただけでも
底なしに大きな世界を感じます。

いいものに触れるって、大事ですね。

近々、書の師の浅田聖子先生が
おもしろい企画展をされるので、
ご案内しますね。

投稿: エリカ | 2010年6月 3日 (木) 10時50分

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