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2009年7月24日 (金)

日食と宗像神社

出張で福岡に行ってきた。

21日の朝に羽田から福岡へ飛び、電車で熊本に行く。

九州はいつ以来だろうか。

思い出した。

大地を守る会で働いていたころ、

海苔の成清さんの取材に行った以来だ。

有明海の海苔の漁師さんの船に同行して、

海苔の収穫を見せてもらった。

船は夜中の12時に出て、帰ってきたのは3時時間後。

採った海苔は、即座に紙状にしていく。

その作業は、昼くらいまでかかる。

朝まで取材していた。

熱い人たちだった。

大好きになった。

ああ、なつかしい。

そういえば先日、その成清さんに、広尾の山藤で偶然会って、

偶然その場に居合わせた成清さんの後輩さん、

大地のYさん、元大地のSさん、元大地の私、山藤のYくんと、

朝まで飲んだ。

偶然とは、なんと素晴らしく、おそらしいものなのか。

私は、何を書いているのか…。

九州に行ってきた。

今回は、午後で仕事が終わるので、飛行機を翌日便にしてもらい、

1日、九州を小旅行してくることができた。

渚のOさんに、感謝!

飛行機が福岡、と聞いて、福岡に住んでいる

高校時代からの親友Nに会いたいと思った。

夜の19時まで、時間がある。

時間があったら、行きたい神社があった。

といっても、出発の前夜に、思いついて調べた神社だった。

日本の神様カードを見ると、

福岡県には、すごく惹かれる神社がいくつもあった。

福岡は、きっとそういう土地なんだろう。

その中でも気になったのが、

水天宮と、宗像神社。

行き方をチェックしておいた。

Nに会うまで、運よく時間があった。

電車を途中で降りて、水天宮に寄る。

Dsc06231

久留米駅を降りて、10分くらい歩いたところにある。

ひっそりとして、静かな場所。

すぐとなりに、川が流れていた。

御祭神は、天之御中主神。

創造の神様で、宇宙の中心に存在する根元の神様。

恐れを手放して、自分の内にある創造のエネルギーの扉を開き、

内なるものとつながっていくことを思い出させてくれる。

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秩父神社にも、天之御中主神がいらっしゃる。

とても大切な人の旅の出発に、

ごあいさつに行ったことがあった。

旅の無事を願って、

それから、私自身も開いていくことをイメージして、

またごあいさつをする。

Nに会う。

Dsc06241_2

九州のうまか魚を食べさせてくれた。

刺身以外の写真は、すべてピンがボケていた。

しかも、魚の名前を思い出せない。

久々に飲んだ、うまか冷酒のせいなのか。

なので、割愛することにする。

イサキもアジもサバもイカも、おいしすぎて冷酒が進んだ。

話も弾んだ。

Nと二人で語り合うのは高校の時以来なんだけど、

お互いに、いろんな経験をして、いろんな思いをして、

原点に還ったところで、こうして出会えた気がした。

書きたいことが多すぎて、何を書いたらいいのかわからなくなってきた。

Nとの会話をひとことでまとめるとしたら、

成長していくってことは、楽しいものだ。

ということだった。

成長ということについて、

昨日、会った人や、読んだ本からキーワードをもらった。

・誠実であること

・謙虚であること

・自分に恥ずかしくないかということ

・自分とまったく異質のものが目の前に現れたとき、その存在を赦し、受け入れることができたときに、器が大きくなる。それを愛という。

言葉にすると、とてもシンプルなのに、その言葉がいらないくらい、そんな存在になるということは、どんだけ難しいことなのか。

そういうことを学ぶために生きている、としたら、年をとるということは、とっても素晴らしいことだと思う。

なかなかいいまとめかたができた。

Nと、Nのだんなと、部屋に帰ってスパークリングワインを1本空ける。

一宿一飯の恩義に、カウンセリングをする。

カバラや手相を通すと、これまで見えていなかったその人の何かが見えてくる。

それを共有させてもらうことに、おびただしい量の感動がある。

感動的な夜になった。

22日の朝、Nがすっかり身支度を整えて、出勤していった。

私は、皆既日食の夢を何度も見た。

目が覚めて、あ!もう日食終わっちゃったか?と焦ったけど、

幸いにもまだ8時くらいで、二日酔いもない。

空は曇り空。

日食、見れるだろうか。

Nのだんなと、マンションを出る。

出かけ際に、Nのだんなが、「今日はどこにいくの?」と聞く。

えっと…。名前を忘れて、手帳を開く。

「ムナゾー神社?」と伝えると、Nのだんなが眉間にしわを寄せる。

手帳に書いた「宗像神社」の文字を見せる。

「あはは。これは、ムナカタって読むんだよ。いい神社だよ。きっと、行ってよかったなって、思うよ。きっとターミナルからバスが出ているから、バスでいきなよ」

この「バスで行きなよ」が心にひっかかって、

電車で行こうと思っていたけど、バスでいくことにした。

天神のバスターミナルに行くと、宗像神社行きのバスは、なかった。

普通の路線バスが郵便局前から出ている、というので、

荷物を引いて、バス乗り場に向かう。

日が射している。

天神の交差点では、テレビ局の人が撮影の準備をしている。

日食、見れそうだ。

バスを探す。

ない。

宗像方面というのはあるけど、よくわからない。

たぶん、車で行けば、1時間半以上かかるはずだ。

普通の路線バスで行ったら疲れるだろうし、

諦めて電車にしようと思ったところで、

宗像方面行きと思われるバスがきた。

バスに乗り込んで、運転手さんに「宗像神社に行きますか?」と聞く。

「それなら、この後ろに来てるバスがいいよ」と教えてくれる。

ラッキー!

その後ろのバスに乗り込む。

普通の路線バスだった。

ま、いっか。

トコトコバスに揺られていく。

何も考えずに乗っていたら、いつの間にか1時間以上経っていた。

時計が10時半になっている。

宗像神社に着きそうな気配はない。

外はグレーの曇り空。

太陽の気配もしない。

「ああ、見れなかったか。」

なんとなく諦めかけたそのとき、バスの左側の列に乗っていた私に、

右側にいたおばちゃんが、声をかけてきた。

「太陽が、三日月になってるわよ!」

「ええーっ!ほんとですか?」

荷物を放り出して、おばちゃんの後ろの座席に駆け込み、

バスの右側から上空を見上げる。

厚い雲をかぶった三日月の太陽が、くっきりと空に浮かんでいた。

「うわーーーーーー!」

開いた口がふさがらない私。

「不思議な光景よね。小さいころに見て以来だわ。あの時は、ガラス窓にすすをつけて、見たっけ」おばちゃんが、くすりと微笑む。

相槌を打ちながら、三日月太陽に釘付けの私に、

「あ、雲が晴れてきたわね。あんまり直視すると、目に悪いから、気をつけてね」と、おばちゃんが声をかけてくれる。

サングラスをかけて、雲をかぶったり、雲を脱いだりする三日月太陽を見上げる。

おばちゃんと世間話をしたりする。

「私、よく隣に座った人に声かけちゃったりするのよ。ふふふ。ごめんなさいね。」と、陽気なおばちゃん。

「いえいえ、私、東京からきてて、今日、日食見れるの楽しみにしてたんです!もう、見れないかなって、諦めかけてたところだったから、ほんとに、声かけていただいて、ありがとうございました」

私は、宗像神社に行こうとしていることを伝える。

「あら、だったら、このバス乗り換えないといけないわよ。」

とても重要なことを教えてくださった。

乗り換え方まで、教えてくれた。

「次に日食が見れるときには、私はもうこの世にはいないかもしれないわね」と、おばちゃん。

「そんなこと言わないで、次の日食を見たときに、バスでねーちゃんと日食みたなって、今日のこと思い出してください」と私。

二人で笑う。

おばちゃんがバスを降りていく。

バスが発車し、後方に歩いていくおばちゃんが見える。

二人で、同時に、お互いに手を振る。

鼻の奥が、ツンとなる。

バスを降りる。まだ、太陽が三日月だ。目を休めては見上げ、を繰り返す。

宗像神社行きのバス停を見つける。

次の発車時間は30分後。

後ろを見ると、タクシーが止まっている。

タクシーに乗り込む。

宗像神社行きのバスが、どれほど少ないか、ということについて、とても丁寧に語ってくれる。

川のそばを走りながら、この川は、下水を綺麗に蒸留したものを貯めていて、そうした水を使っているから、この辺はとても循環型社会で、でも、そのせいで、えらく水道代が高いということも語ってくれる。

宗像神社につく。

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日食が終わりかけていた。

まぶしい太陽を、チラリ、チラリと見上げると、まだ欠けていた。

でも、もう抜け出す寸前だ。

雲はスッキリと晴れている。

もう見上げられないくらい、いつもの陽射しに戻っている。

抜けるような空。

自分の上にかかっていたもやが、スッキリ晴れていくのを感じる。

この爽快感!

太陽と、月と、地球が、一直線に並ぶ。

そのことが、何の意味もないわけがないと思う。

そう考えて、ハッとする。

見よう、見ようとしていたけど、感じるものだったのかもしれない・・・

ま、いっか!

晴れたんだから。

宗像神社は、天照大御神の3人の娘神がご祭神の神社で、

伊勢神宮に対して、裏神宮ともいわれているということを、

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入り口で知る。

日本の神様カードによれば、この三女神のテーマは、

再出発、再挑戦、恋愛のはじまり。

いいスタートがきれそうで、うれしい。

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とても澄んだ空気に包まれた神社だった。

この本宮のまわりを、全国の神社の小さな社が取り囲んでいる。

尋常じゃないパワーだった。

右側から、森の中に続く道があり、そっちへ進む。

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離れに、第二宮、

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そのとなりに、第三宮、

そこから、少し道を戻って、さらに上に進むと、

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道が続き、

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さらに階段を上っていく。

その先に、最初にこの地に神様が降り立ったといわれる聖地がある。

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その聖地が、この森の真ん中。

静かにこの地が護られ続けてきたことに

日本の信仰心の清らかさを感じる。

近づいて、手を合わせる。

・・・かゆい。

足が、すごくかゆい。

足元を見ると、くるぶしからヒザにかけて、

ボコボコと皮膚がもりあがっている。

1、2、3、4・・・うわ!20箇所は、くわれてる。

一瞬のうちに!やられた~

ずっといたかったけど、大変なことになるので、

長ズボンで来なかったことを少しくやみ、

でも、晴れ渡った気持ちで、帰路につく。

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今週末は、仙台でことだまカウンセリングをしてきます。

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コメント

足立区では日食見えなかったよ(T_T)

Nに会ったんだ!いいなぁ…考えてみたら九州行ったことなかったなぁ。休みが短いからなかなか足が向かなくて。


「むなぞう」って…なんか「萬屋」を「まんや」と読んだ高校時代を思い出したよ(笑)でも地名と人名は難しいよねcoldsweats02

投稿: ほしのり | 2009年7月26日 (日) 06時18分

ほしのりさま☆

「よろずや」ね!焦って調べちゃったよcoldsweats01
私の国語力は、ほしのりの高校レベルよりも低いよ、きっとcoldsweats02
そういえば、昔から読書家だったもんね~!
こんどお勧めの小説教えてねwink

そうそう、Nは元気に生きていたよ!
最近だれも結婚しないから、なかなかみんなで会えないねえcoldsweats01
Yの検討を祈ろうhappy01good

投稿: エリカ | 2009年7月26日 (日) 20時24分

うわ〜「宗像神社」行かれたんですね。
うらやますぃ〜です。happy02

その神社は私の大好きな漫画家さんの作品に出て来る神社なんですが、
ずっと気になっている神社なのです。

天照大神の娘神の神社を
日食の日に見られたなんて、縁を感じます。

投稿: Keikoえふ | 2009年7月27日 (月) 00時10分

keikoえふさま☆

宗像神社が出てくる漫画があるんですか~!
その神社の名前を覚えているだなんて、それまたすごいshine
きっと、いつか行くご縁があるんですねwink
わたくし、一足先に行ってきちゃいましたsmile
日食見れたのは、右側に座ってたおばちゃんのおかげなので、ほんとに感謝ですhappy01
旅に出たくなりました。

投稿: エリカ | 2009年7月28日 (火) 14時14分

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