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2009年1月20日 (火)

雪の高野山

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高野山は、「四国のお遍路さん回りの最後にいくところ」

ときいていました。

だから、つい最近まで、四国にあるものだと思っていました。

和歌山県にあるということを知ったのは、

つい2年くらい前…。

そんなわたくしですが、

いつか訪れてみたい場所のひとつが、高野山でした。

高野山は、弘法大師・空海(お大師さま)の入定地で、

今も、弘法大師の魂はここで生き続けているといわれています。

私は、小さい頃からずっとお参りしていたのがお大師さまであったり、

日本を代表する書家でもある空海の書が好きだったり、

無意識にカウンセリングのために集めていたものや考え方が

空海とつながっていたりすることが多く、

高野山には、勝手にご縁を感じていました。

先週行ってきた和歌山のイベントに出かける数日前、

ふと、思いつきました。

「そうだ!高野山にいこう!笑」

調べてみたら、

私が仕事を終えるのは、和歌山駅。

和歌山駅から高野山へは、片道2時間半くらいで行けることがわかりました。

あまり情報も持たず、

仕事を終えた翌日の朝、

和歌山市から奈良方面へ走る電車に乗りました。

橋本駅から南海鉄道に乗り換えて、極楽橋へ行く途中、

いくつもトンネルを抜けて、

景色は次第に山の中に変わっていきました。

あれ?

雪だ!

はらり、はらりと雪が降り始めました。

いくつめかのトンネルを抜けたとたん、

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こんな景色になっていました。

チョコレートケーキに、はんなりと粉砂糖をふりかけたような、

おいしそうな雪景色。

うわ~!ラッキー!

なんて思っていたら、

極楽橋についた時、背筋が凍りつきました。

極楽橋から、ケーブルカーに乗って、約800メートル上がるんですが、

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登る前から、

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つららが!

上は、相当寒そうです。

和歌山市から2時間半、電車とケーブルカーとバスを乗り継いでたどり着いたところは

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雪の降り積もる音が聞こえてきそうなくらい

しん、と静まりかえった聖地でした。

まず目指したところは、

奥の院弘法大師御廟。

お大師さまが眠っているといわれるところです。

バスで、参道の入り口につきました。

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橋の向こうには、約2キロの参道の両脇に約40万基ともいわれる墓石があります。

それにしても!

ベンチは…

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座れないし!

お杓は…

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つららが垂れてるし!

なんだか、おもしろくなってきました。

参道には、確かにお墓がいっぱい立っているのですが、

みんな丸くて白い雪の傘をかぶっているので、

とてもかわいらしい世界に変身していました。

お墓とは思えない!

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脇には、樹齢300~800年といわれる大きな杉の木が、ずーっと立ち並んでいます。

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雪をかきわけながら、30分くらいかけて

弘法大師御廟の手前、御廟橋にたどり着きました。

ここから先は、撮影禁止。

橋を渡り、灯籠堂というお堂の裏にまわると、

そこに、御廟がありました。

向こう側は、杉の森。

一番近くまでいけるところまで行って、手を合わせると、

手先も、足先も、もう感覚がないくらいかじかんでいるのに、

胸がふわーっと熱くなり、あったかい涙が流れてきました。

とても、特別な場所に感じました。

居心地がよくて、しばらく、寒さに震えながらその場にいました。

ここで、今も空海の魂が生き続けているのだろうか?

耳を澄ますと、小川のせせらぎや、

鳥の鳴き声が響き渡るのがきこえます。

同じ音を聞いているんだろうか?

そのときふと、この空気感を前に感じたことがあるように思いました。

それは、前回の和歌山の帰りに寄った、神倉神社のゴトビキ岩の中でした。

混じり気がまったくない、透明な空気に、光の柱が立っているような感覚。

大きな神様がいらっしゃるんだろうなと思いました。

その時と、同じ感覚がしました。

体が清められて、エネルギーを充電して、何かとつながった感じ。

もしかしたら、

ここには、今も空海がいるのではなくて、

この山奥に神聖な場所を見つけた空海が、

「自分が死んだ後も自分はここに居続ける」と言ったことで、

後世までずっと、この場所に、たくさんの人を呼びたかったんじゃないだろうか…。

そんな気がしました。

帰り際、「またきます!」と言ってその場を立ち去ろうとすると、

雪空に、一瞬、大きなフタをずらしたかのような陽ざしが差し込みました。

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奥の院を離れて、バスを乗り継ぎ、次に目指したのは「壇上伽藍」。

壇上伽藍は、密教の修行僧の道場です。

大きな敷地の中に、大日如来の世界を表現した

たくさんの建造物があります。

ここも、まだ誰も足を踏み入れていない雪の世界になっていました。

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↑根本大塔

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↑大塔の鐘

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↑御影堂

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↑山王院。

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↑御社

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↑西塔

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↑東塔

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↑私を救ったぜんざい(泣)。しみた~

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次回は、晴れた日の高野山にも、きてみたいな。

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コメント

・・・・・・

素敵すぎて言葉にならない・・・・

しんしんと積もる雪の音が聴こえてきそうですsnow

高野山はわたしも行って見たいところの一つです!

今度ゆっくり話し聞かせて・・・・

ってか

それを口実に(?)のみたいですbeer

投稿: Karol | 2009年1月20日 (火) 11時30分

トンネルを抜けたら雪景色・・・
もうそこから気分が高揚しますね!

さらにしんと静まる白一色の世界・・お大師さまの眠る地へ足を踏み入れるにつれて込み上げる感動と、その静けさと対照的なエネルギーが伝わってきます。。

極寒の冬に足を運んだからこそ、ますます心に響くものがありそうです!
それがとってもエリカさんらしいですshine

私もいつか行ってみたいなぁ・・・

写真、本当に素敵に撮れていますねwink

投稿: いぶたん | 2009年1月20日 (火) 20時00分

エリカさん

わたしの母方の祖母がとても信心深いかたで
お仏壇の上の壁に、弘法大師様の姿絵が飾ってありました。
わたしには空海というお名前よりも
弘法大師様というお名前の方が
馴染みが深いです。

お寺のお坊さんに、弘法大師に関連した徳の高い方が守護霊についていると言われたこと
もありました。

高野山
いつか行かねば。

写真みながら心に誓った次第です(笑)

投稿: @ageha | 2009年1月20日 (火) 20時19分

karolさま☆

キャロルさんが息を飲む顔がうかびました!
雪が降り積もる音、届いてうれしいなhappy01
キャロルさんも、きっと行くことになってますよ~wink
新年会は、クララの開店記念かな☆
クララの開店、まってまーすbeer

投稿: エリカ | 2009年1月21日 (水) 01時34分

いぶたんさま☆

うわー!
私の気持ちを手に取るように感じてくれて、ありがとうheart01
いぶたんは、詩人だね~shine

桜の高野山、緑の高野山、紅葉の高野山も素敵そう☆
いぶたんは、どの季節にいくのかな~happy01

投稿: エリカ | 2009年1月21日 (水) 01時38分

@agehaさま☆

九州では「弘法大師様」なんですか!
四国のほうだと、みんな「お大師様」っていうみたいですね☆
呼ばれ方の数だけ、いろんな才能と顔をもっていたのだとすると、ますますすごいなって思います。
人間って、もっといろんなことができるのかもしれないなって思ったり…。

@agehaさんも高野山!
善は急げで!happy01scissors

投稿: エリカ | 2009年1月21日 (水) 01時45分

この部ログを呼んでいると
NHKのテレビで
「空海が見た景色…」とか
言っている…。

四国の景色と
お遍路さんの姿が映し出されています~

すごいですよ
空海さん

北王子欣也が主演した空海という映画は
おすすめです。
高野山全面協力で作られた映画です。

投稿: てるさま | 2009年1月22日 (木) 08時17分

てるさま☆

てるさまー!
ごめんなさい、しばらく出張先で携帯でブログをみてたもんだから、メッセージいただいてたのを見逃してました!
コメントありがとうございます。
お返事遅くなってごめんなさい。

ブログ読んでた時に、たまたまテレビでやってたってことは、てるさま、また高野山に呼ばれてるのかもしれませんね☆

空海の映画ってあったんですね!
知りませんでした~
こんどぜったい見てみますscissors

投稿: エリカ | 2009年1月30日 (金) 13時33分

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